大野城市の歴史と文化財
更新日:2024年03月21日
ここふるカレッジ
令和5年度から「ここふるカレッジ」として、これまで実施してきた心のふるさと館の講座・講演会が、より多彩で魅力ある内容に生まれ変わりました。
詳しくはコチラ
- 善一田古墳群が県の史跡に指定されました。
- 大野城市の文化財が日本遺産に認定されました。
目次
- 大野城市の文化財保存・活用計画
保存管理計画書や活用計画書など様々な文書がダウンロードできます。
- 出版物
心のふるさと館 文化財担当(旧ふるさと文化財課)が発行した出版物がダウンロードできます。
- 大野ジョーと行く!古代山城大野城
平成27年(2015年)、築造1350年を迎えた古代山城大野城を、PRキャラクターである大野ジョーくんと一緒にめぐります。
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大野城市の遺跡
大野城市の遺跡をご紹介します。
- おおのじょうの伝説
赤司岩雄著「大野城市の伝説とその背景」から様々な民話をご紹介します。
- おおのじょうの民俗
大野城市の伝統行事をご紹介します。
- 民具展
地域に受け継がれてきた生活を伝える貴重な資料をご紹介します。
- あけてみよう!歴史のとびら・他
広報「大野城」に掲載した記事をご紹介します。
国指定文化財
水城跡
日本書紀に「筑紫に、大堤を築きて水を貯へしむ、名けて水城と曰ふ」とある。水城の堤防は、四王寺山麓から下大利に至り、全長約1.2キロメートル、幅80メートル、高さ13メートルの人工の盛土による土塁で、博多側には幅60メートルの濠がありました。この土塁は、天智2年(663)9月の白村江の戦いでわが国の遠征軍が大敗したため、その翌年に大宰府防衛のために構築されたものです。
大野城跡
水城構築の翌年(665)、大宰府防衛施設の一つとして築かれました。百済亡命貴族の指揮下で造られたため、百済の山城と類似しています。そのため朝鮮式山城と呼ばれ、山頂には土塁、谷には石垣が築かれ、内部には倉庫の跡や井戸が見つかっています。
牛頸須恵器窯跡
注:写真は梅頭窯跡のものです。
梅頭窯跡は牛頸須恵器窯跡を代表する窯跡の一つです。
県指定文化財
名称 | 種別 | 指定年月日 | |
---|---|---|---|
1 | 竹田家所蔵文書 | 県指定有形文化財 | 昭和35年4月12日 |
2 | 木造聖観音立像 | 県指定有形文化財 | 昭和45年5月2日 |
3 | 筒井の井戸 | 県指定有形民俗文化財 | 昭和47年4月15日 |
4 | 牛頸須恵器窯跡出土ヘラ書き須恵器 | 県指定有形文化財 | 平成26年3月14日 |
5 | 善一田古墳群 | 県指定史跡 | 令和3年3月26日 |
市指定文化財
文化財のうち、国に指定されていないものの中で特に重要なものは、地方公共団体が指定を行うことができます。現在大野城市では15件の市指定文化財があり、多くの人々の手により守り伝えられています。
名称 | 指定年月日 | 指定年月日 | |
1 | 貨布 | 市指定有形文化財 | 平成6年3月18日 |
2 | 人面墨書土器 | 市指定有形文化財 | 平成6年3月18日 |
3 | 移動式竃 | 市指定有形文化財 | 平成6年3月18日 |
4 | 三角縁神獣鏡 | 市指定有形文化財 | 平成6年3月18日 |
5 | 道標石 | 市指定有形民俗文化財 | 平成6年3月18日 |
6 | 郡境界標 | 市指定有形民俗文化財 | 平成6年3月18日 |
7 | 絵馬 | 市指定有形民俗文化財 | 平成6年3月18日 |
8 | センダンの木 | 市指定天然記念物 | 平成6年3月18日 |
9 | 高原家所蔵文書 | 市指定有形文化財 | 平成7年5月22日 |
10 | 御笠の森 | 市指定有形民俗文化財 市指定天然記念物 |
平成7年5月22日 |
11 | 薬師の杜 | 市指定天然記念物 | 平成7年5月22日 |
12 | 染原家所蔵文書 | 市指定有形文化財 | 平成9年5月15日 |
13 | 溜井之碑 | 市指定有形文化財 | 平成27年3月25日 |
14 | 古野遺跡経筒 | 市指定有形文化財 | 平成30年3月26日 |
15 | 上大利老松神社門礎(唐居敷) | 市指定有形文化財 | 令和2年2月18日 |